設計・監理の仕事とは

2011/06/22

設計・監理の仕事で、『設計』はもちろん設計図を画きます。
『画く』事が仕事なのではなく、建築の『設計』をするのが仕事です。

何が違うのかと言いますと、
ただ『法規に合致するよう』に画けば良いのではなくて、より良い空間、より心地よい空間を『設計』するのです。
ここが最も重要で、色々な建築家、設計者がいるなかで、皆それぞれ心地よい空間を と思いは同じですが、
それに対するアプローチの仕方が異なったりします。
価値観が多様化している現代では、建築計画学や人間工学などだけでは心地よい空間を造ることが難しい時代と言えます。
それをクリアし、より心地よい空間にすることが設計者にとっては、腕の見せ所でもあります。

では、『監理』の仕事とは何でしょうか。
現場『監理』です。 現場『管理』ではありません。
後者は、現場監督さんの仕事です。 工程や運営など実際に工事を動かす管理者です。

現場『監理』は、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかを確認すること。(建築士法より)
現場では、予想もしない事が起こったりします。
  (地盤の中に前の建物の基礎が埋まって残っていたなど、当然予想もしないことが本州の方ではごく稀にあったりするみたいです。
   ですが、これはさすがに驚きです。)
施工精度も、PCの画面上で描かれるミリ単位での作図のように、簡単にはいきません。
  (施工精度については許容誤差が定められているので、大きな誤差が出るような事は、ほとんどありませんのでご安心を。)

自分が画いた図面が、そのとおり施工されているかをチェックするのと同時に、
工事を進めていく上で、現場で起こった(又は起こり得る)事を検討して、図面で示した『質』をどのようにして実現するか。
『品質』の監理はもちろんですが、心地よい空間になっているかという『質』の監理です。

私たちは、お客様と何度も打合せを重ねて設計を進めて行きます。
それが図面に反映され、意図を持って図面化されていきます。
そしてそれを監理して、意図に沿うように仕上げ、お客様に引き渡す。
それが設計・監理の仕事です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です